薪割り台の自然乾燥と重量の定点観測

薪割り台の写真

薪割り台はナラなど広葉樹の生木を輪切りにしたものですので非常に重いです。平均直径30cmのナラの薪割り台は高さが10cmほどでもずっしりと重く、高さ25cmの生木だと25kgほどになります。時間経過とともに水分が抜けて軽くなるk過程をデータ化しようと思いました。

サンプルは鳥取支店の当社作業場から大阪事務所へ運んだものです。不定期ですがこのページで更新します。初回計量日を記録していなかったため日付は初回のみありません。各サイズは数個を計量した平均値を記しています。

Φ30cm×高さ25cmΦ30cm×高さ15cmΦ30cm×高さ10cm
2025年3月某日24.8kg13.2kg9.7kg
2025年4月9日22.5kg12.7kg9.0kg
2025年5月12日20.0kg10.8kg7.9kg
2025年6月17日18.9kg9.9kg7.3kg
2025年7月14日18.2kg9.5kg7.0kg

また、乾燥が進むと割れが出てきますので、割れる様子も記録します。高さ10cmの台は自然乾燥すると必ず割れるため、あらかじめチェンソーで切り込みを入れておきます。そうすれば切り込み部分が拡がることで他の箇所の割れが小さくなったりします。

切り込んでから2週間ほど経過
切り込み後半年以上経過
切り込みなし半年以上経過
5月16日 高さ25cmの個体
ひびが増えてきた
5月16日 高さ15cmの個体
1か所やや大きめのひび
5月16日 高さ10cmの個体
切り込みがやや広がってきた
6月17日 高さ25cmの個体
見た目はあまり変わらず
6月17日 高さ15cmの個体
見た目はあまり変わらず
6月17日 高さ10cmの個体
切り込みが少し広くなった
7月14日 高さ25cmの個体
全体のひびが少し広がった
7月14日 高さ15cmの個体
大きめのひびが広がった
7月14日 高さ10cmの個体
切り込みが更に広がってきた

薪割り台の保管について

生木の場合は平置きせずに立てておくことをおすすめします。切り口から水分が多く抜けるため、平置きすると底面が蒸れてしまいすぐにカビが発生ます。平置きしていた場所を見ると濡れていますから、そのような状態の時期は立てて保管したほうが良いでしょう。

移動先でも使う場合は高さが低いものをおすすめします。
高さ25cmは非常に重く移動が大変ですので据え置き用とお考えください。

薪割り台のご注文は以下から承りますのでよろしくお願いいたします。
クラブ本店 薪割り台